神葬祭や故人のまつり方の詳細が良くわかる

祖霊舎・神徒檀とは?

祖霊舎とは

祖霊舎とは

祖霊舎(それいしゃ)とは神道(しんとう)の方が神式でご先祖様をお祀りするための社(やしろ)(=御霊屋 みたまや)です。

神道では、「一人の人間は亡くなると『肉体を司る神』と『心を司る神』の2つの神様になる」と、考えられています。『肉体を司る神』は奥津城(おくつき)と呼ばれるお墓に祀られ、『心を司る神』は子孫を見守る祖霊(それい)として家に残り、祖霊舎という社に祀られます。祖霊は、その依り代(よりしろ)となる霊代(みたましろ=仏教でいう位牌にあたるもの)に移された後、祖霊舎の中に納められ、神棚で祀られている神々とは別の種類の神様として自分たちを守って下さる存在となるのです。

祖霊舎の特徴は桧の白木造りであるところです。神道では、そのものが生まれ持った姿のままをお祀りするという考え方があります。「偽りのない本当の姿」すなわち「塗装をしない」「生地のまま」の「穢れのない真の姿」である白木造りです。祖霊舎をはじめ様々な社を造るために選ばれた木材は桧です。桧(ひのき)は『日(ひ=霊)の木』とも言われることから神聖なものを造るために選ばれたと言われております。また、我々人間が神様という尊い存在をお迎えする社を造るために「最高の木材で」と言う気持ちから、木目が綺麗で、香り高く、殺菌力もある木曽(尾州)の桧がその代表となります。この様ことから、桧の白木造りの祖霊舎が正式な商品となります。

まれに祖霊舎のことを、仏壇(=仏様を祀る檀)との対比で「神徒檀(しんとだん)」と呼ぶことがありますが、正式名称は「祖霊舎(それいしゃ)」です。神徒檀には塗装を施したものが多く、祖霊舎とは別の「神徒檀」という別のカテゴリーの商品になります。

祖霊舎についてのお問い合わせはこちらから TEL 03-3841-2678 午前9時~午後6時

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