祖霊舎(それいしゃ)とは神道(しんとう)の方が神式でご先祖様をお祀りするための社(やしろ)(=御霊屋 みたまや)です。神道では、「一人の人間は亡くなると『肉体を司る神』と『心を司る神』の2つの神様になる」と、考えられています。
霊代(みたましろ)・霊璽(れいじ)とは、祖先の霊(和霊・にぎみたま)の依代(よりしろ)で 仏教(仏事)で言う位牌にあたるものです。独特なのは位牌とは違い鞘(さや)という蓋がつくところで、これは神道の霊魂への考え方からきています。
神道式で行われるお葬式のことを「神葬祭」といいます。現在、日本で行われる葬儀の多くは仏式(仏教式)で行われていますが、もともと我が国には仏式ではない固有の信仰に基づく葬儀がありました。
2014年12月18日
「祖霊舎・霊璽・神葬祭について」を新規にスタートしました。 皆様の参考になる情報を提供してまいります。